グローバル・マーケット

世界のたばこ市場の規模は2017年のデータでは、加熱式たばこおよびベイパー製品は、180億ドル(約2兆円)、紙巻たばこは中国を除き約7,850億ドル(約86兆円)と推計されています。

世界4大たばこメーカーであるブリティッシュ・アメリカン・タバコ、インペリアル・タバコ、日本たばこ産業、フィリップ モリス インターナショナルだけで、中国を除く世界市場の約4分の3を占めています。


将来

基本的には、喫煙者1人当たりの喫煙本数も、また人口に占める喫煙者の割合も、今後は減少していくと考えています。先進国ではたばこの売上は年々減少していますが、新興国では人口増加や可処分所得の増加によりたばこの販売量は確実に増えることが予想されています。その結果、ニコチン市場全体の規模は増加を続けることになります。

しかし、たばこ産業に対する規制も引き続き強化されています。例えば、オーストラリアではプレーン・パッケージ(ブランド・ロゴの表示がない簡易な包装)に統一されたほか、写真による健康リスクの警告、公共の場所での喫煙規制強化、店頭でのたばこ製品の陳列禁止などが実施されています。

こうした規制は、意図せぬ結果を引き起こします。小売陳列の禁止や急激な増税は、たばこメーカー間の競争に歪みをもたらし、場合によっては消費者が不法取引された安価なたばこ製品に手を出す結果を招く可能性があります。すべてのステークホルダーと対話しながら発展してきたたばこ産業においては、合理的な規制が必要であり、消費者と各国政府の双方にメリットをもたらす秩序ある市場を確立することが重要です。


次世代の製品

競争が激しい市場においてシェアを伸ばしていく上で、品質と技術革新が果たす役割はますます重要なものとなるでしょう。

技術革新には、新技術を取り込んだ新しいタイプのたばこ製品およびニコチン製品も含まれます。ニコチン吸入製品やベイパー製品(いわゆる、電子たばこ)、更にはたばこを燃やす代わりに加熱する製品などの開発に、引き続き多額の投資を行っています。

ハーム・リダクション・フォーカス・レポート

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