「健康リスクが小さい」たばこはあるのでしょうか

私たちは、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・グループ(以下、グループ)の製品が公衆衛生に及ぼす影響を低減することを望んでいます。

Harm reduction

グループは、たばこ製品が実際に深刻な健康リスクをもたらすこと、またそうした健康リスクを回避する唯一の方法は、たばこ製品を使用しないことであることを理解しています。しかし、多くの成人が喫煙を選択しているのも事実であり、そのためグループでは、喫煙がもたらす健康リスクを低減し、より健康リスクの小さいたばこや、ニコチンを用いた代替品を提供することを優先事項として、取り組んできました。

ハーム・リダクションとは

公衆衛生において、ハーム・リダクションとは、健康リスクを伴う行動を完全に止めることなく、健康リスクを軽減するポリシーを確立することです。

たばこに関しては、従来の製品よりも健康リスクが小さい代替品を、禁煙が難しい、または禁煙しないと決めた喫煙者に提供することを意味します。

 
 
「現在販売されている電子たばこの霧を長期間吸うことから生じる健康への影響は、喫煙による健康リスクに比べると5%に満たないであろう」
(煙のないニコチン摂取:たばこによる健康リスクの低減) – 英国王立内科医協会の顧問機関  Tobacco Advisory Groupの報告書(2016年4月)
 

前向きな方策としてのハーム・リダクションの提唱

たばこハーム・リダクションという考え方は新しいものではありません。グループでは長年にわたり、健康リスクが小さいことが証明されたオーラル製品であるスヌースの販売促進を行ってきました。しかし、世界的には、消費者への訴求や供給が十分ではありません。

結果的に、ハーム・リダクションが概念の段階からグローバルな現実へと変化したのは、比較的最近になって、ベイパー製品(電子たばこ)の人気が高まってきてからのことです。

科学や公衆衛生においては、健康リスクがあることを知りつつ喫煙を続けている10億人の喫煙者を助ける前向きな方策としてのハーム・リダクションを提唱する声が高まっています。

現実には、従来の「禁煙」健康サービス同様、禁煙が難しい喫煙者は、より健康リスクが小さい製品への切替えを奨励されることになります。ただし、現時点でこの取り組みを積極的に支持している国はわずかです。公衆衛生の専門家や関係機関の中には、ベイパー製品の健康リスクに関してはまだ十分に解明されておらず、喫煙を排除しようという動きを阻害することになるのではないかと懸念する声もあります。そうした専門家や機関は、たばこハーム・リダクションに向けたたばこ産業の取り組みにも懐疑的です。
 

グループの取り組み

グループの研究開発プログラムは、たばこハーム・リダクションを中心に、従来のたばこに比べ健康リスクの小さい、健康リスク低減の可能性を秘めた製品(PRRP)の開発に取り組んでいます。その成果として、2013年に発売したベイパー製品「Vype」や、2016年に世界で初めて日本で発売した加熱式たばこ「glo™」などがあります。

グループでは、科学者や規制当局と連携して、これらPRRPの販売促進を実施し、また消費者の安全と製品の品質を第一とする規制上の取り組みを提唱する一方で、喫煙本数の減少又は完全な禁煙を支援する健康リスクの小さい新しいニコチン製品の普及を目指しています。
 

透明性および世界最先端の科学

グループでは、高い規範意識の下で企業活動を展開し、研究開発を含めた全事業に関わる透明性の確保に積極的に取り組んでいます。

この取り組みの中核となるのが、科学に関する透明性の確保です。グループの科学研究プログラムの詳細は、次の科学専用ウェブサイトwww.bat-science.com で公開しています。科学研究の成果は学会誌などで査読を受け、あるいは多数の科学者が参加する国際会議などに提出されています。

たばこ産業が実施したり、あるいは資金を提供した研究に対して懐疑的な見方をする人たちが存在することは十分理解していますが、たばこハーム・リダクションという科学に寄与することが私たちの責任であると考えています。

グループは最新鋭の研究開発設備を備え、様々な分野を網羅する数百人の科学者を擁し、米国、カナダ、スペイン、ドイツ、中国、ロシアなど世界各国の科学者たちと協力して研究開発を進めています。また、規制当局関係者および科学者による英国のブリティッシュ・アメリカン・タバコ研究開発施設への訪問を積極的に受け入れています。

ハーム・リダクションが賛否の分かれるテーマであること、また、たばこメーカーの動機に懐疑的な見方をする人たちがいることは、承知しています。

私たちの活動がハーム・リダクションに対する継続的な取り組みの姿勢を証明するものとなること、また、各国政府が、公衆衛生政策に対する先進的な施策の一環としてハーム・リダクションがもたらす潜在的メリットについても慎重に検討することを希望しています。

ハーム・リダクション・フォーカス・レポート2018年版

HRFR

ハーム・リダクション・レポート2018年版はこちららご覧いただけます。 

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