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製品の基準と責任あるマーケティング

ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・グループ(以下、グループ)は、健康リスク低減の可能性を秘めた製品(以下、PRRP)に確固とした製品基準を設け、責任のあるマーケティング活動を推進しています。

PRRPの安全性に懸念を持っている人も多くいます。また新しい製品がどのように規制されるのか不明確であることも事実です。これは消費者にとって混乱の元になりかねません。広告の禁止など過度に制限的な規制で対応した国もあります。このような規制は、PRRPがハーム・リダクションにもたらし得る可能性を阻害してしまいます。一貫した製品基準やマーケティングのルールが設定されることが不可欠なのは、そのためです。

消費者の安全と信頼を得るには、全ての関係者が納得する確固たる科学に基づいた高い製品基準が必要だと考えています。更に、新しい製品の成長は、成人消費者に限られたマーケティング及び広告の規定に支えられるべきだと考えています。しかしながら、未だ確立した基準はありません。そのため、グループは独自のアプローチを開発し、実践してきました。


確固とした製品評価


PRRPの大半は、発売後それほど時間が経っていないため、何十年にもわたって使用した場合のハーム・リダクションの可能性を立証できる疫学的データはありません。代わりに、各製品の発生物質、曝露、リスク・レベルに基づいて「根拠の重要性(weight of evidence)」の方法をとる必要があります。


まず、あらゆる製品の発生物質を調べ、ベイパーやエアロゾルの中に含まれているものを正確に特定する必要があります。次に、人間の細胞がこうした発生物質に曝露された場合どうなるのかを検証する必要があります。これが分れば、特定の製品を長期的に使用した場合の健康リスクの評価を始めることができます。各段階で、多種多様な研究を実施します。これらの全てを併せて、当社の分野横断的なリスク評価の枠組みが構成されています。

一貫性のある基準


グループは、たばこ産業全体を通して同じ高い基準と責任のあるアプローチが適用されることに注力し、国内外における一貫した基準と規制の構築に協力しています。

  • 2015年には、英国規格協会(BSI)およびフランスの基準協会AFNORと協力し、ベイパー製品の新しい安全基準を開発しました。現在、この基準の採用は引き続き任意となっていますが、ベストプラクティスの世界的に重要なベンチマークになっています。
  • さらに、新しい製品の相対的リスクを評価するために、実験室ベースの試験や臨床研究、及び実地での観察を用いた新しい科学的枠組み[3]を開発・共有しました。この枠組みは、様々な製品を、その製品のリスクプロファイルに消費者が十分な情報に基づいて健康に関わる選択ができるようにし、代替製品(PRRP)への切り替えを奨励していくためには、その健康リスク低減の可能性に関する事実を消費者に慎重に伝える必要があります。沿って規制するための科学的根拠を提供するために活用することができます。

責任あるマーケティング 


マーケティングにおいて成人喫煙者のみを対象とすることは、長年にわたり、当社の一連のマーケティング国際原則(International Marketing Principles;IMP)の基本要件のひとつとなっています。PRRPの重要性を踏まえ、当社は最近、別々にあった規準すべてをひとまとまりの原則の下に取りまとめました。その中心に据えられているのが、子供を対象としたたばこ製品やニコチン製品のマーケティングは絶対に行わないという当社の約束です。

消費者が十分な情報に基づいて健康に関わる選択ができるようにし、PRRPへの切り替えを奨励していくためには、その健康リスク低減の可能性に関する事実を消費者に慎重に伝える必要があります。今日、ソーシャル・メディアが身近なものとなり、広く利用されている中、私たちが成人喫煙者の目をPRRPに向けさせようとするのであれば、産業は、ソーシャル・メディアをはじめ成人喫煙者が利用している媒体を経由して、コミュニケーションを図ることができなければなりません。

私たちは、ソーシャル・メディアを使用することができるのは、紙巻たばこブランドについての広告を一切伴わない活動においてのみであることを明確にしています。当社のPRRPに関してソーシャル・メディアにおけるインフルエンサーを利用する場合、そのパートナーシップが適切であること、また成人しかターゲットとしていないことを保証するため、厳格な管理を導入しています。そのため、分析ツールを用いて、そのインフルエンサーのフォロワーやファンの大多数が成人であることを確認しています。


オンライン年齢確認の第一人者


グループは、ベイパー製品のオンラインでの販売の可能性と未成年者が手にしてしまう危険性について調べています。現在、年齢制限のある製品やサービスに対してオンラインで年齢確認を行う基準はありませんが、グループは必要だと考えています。

その取り組みとしてオンライン年齢確認の技術を提供するグローバル企業と協力して運営しているイギリスの「go vype」サイトや、その後発売した市場においても実施しています。日本で運営している「discoverglo」サイトはその一つです。さらに、イギリスのデジタル制作アライアンスおよび年齢制限のあるサイトや製品を扱うその他の産業の代表者と協力し、適切なオンライン年齢確認が確実に行われる方法を共に開発しています。


[1] 「An approach to ingredient screening and toxicological risk assessment of flavours in e-liquids」 S. Costigan, C. Meredith『Regulatory Toxicology and Pharmacology』2015
[2] 「Development of an in vitro cytotoxicity model for aerosol exposure using 3D reconstructed human airway tissue; application for assessment of e-cigarette aerosol」L. Neilson, C. Mankus, D. Thorne, G. Jackson, J. DeBay, C. Meredith『Toxicology in Vitro』2015
[3] 「A framework for the biological assessment of reduced risk tobacco and nicotine products」F. Lowe, I.F. Fearon, O.M. Camarcho, E. Minet, J. Murphy『Recent Advances in Tobacco Science』2015

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