リスクを理解する

健康に影響を及ぼすのは、煙中のニコチンではなく、主にたばこの煙に含まれる有害性物質です。

健康リスク低減の可能性を秘めた製品(以下、PRRP)には大きな可能性がありますが、どのような新しい製品カテゴリーの場合もそうであるように、乗り越えるべき課題があります。その一つが、消費者の安全性と長期的な健康リスクに対する懸念です。加熱式たばこ製品やベイパー製品(電子たばこ)にリスクがないわけではありませんが、喫煙よりもはるかにリスクが少ないことは広く認められていることです。

 
 
英公衆衛生庁(PHE)による独自の証拠の検証は、「現在の専門家の評価は、電子たばこの使用は喫煙よりも約95%安全である」との結論を出しています。
[E-cigarettes: an evidence update], Public Health England, Aug. 2015]
 

ニコチンは、たばこの喫煙を最も強く連想させるため多くの誤解を招いています。多くの人が健康に害を及ぼすのは煙に含まれるニコチンそのものではなく、主に、煙に含まれるその他の有害性物質だということを知りません。

英国国立医療技術評価機構(NICE)が2013年の報告書で述べた通り「ほとんどの健康被害は、ニコチンではなく、たばこの煙の成分によって引き起こされるもの」なのです。従って、たばこ葉を含まない、またはたばこの煙を発生させない製品は、健康への有害性がはるかに少ない可能性があるのです。

様々な製品が排出する有害性レベルを理解するためには、現在の科学的根拠に基づいてリスクを連続的に把握することにより理解しやすくなります。

Toxicant Level

従来型たばこ

たばこの有害性が高いのは、たばこの燃焼により生じる煙の中に有害性物質が含まれているためです。これらの有害性物質の吸引が、肺がんなどたばこに関連する疾患の原因になります。


加熱式たばこ製品

加熱式たばこのデバイスは、たばこを燃焼に至らない程度の温度で加熱することでニコチンを放出させます。この結果、有害性物質の発生量が格段に少なくなります。


無煙たばこ(オーラル製品)(※1)

スヌースは、スウェーデンで広く使用される経口たばこ製品です。独自の長期間に亘る健康影響調査により、喫煙よりもはるかに害が少ないことが証明されています。


ベイパー製品(電子たばこ)(※2)

たばこ葉を含まず、べイパー(蒸気)のかたちでニコチンを摂取する、電子たばこのデバイス。多くの科学者が、喫煙よりも約90%害が少ないと推定しています。
 

医薬認可製品(※3)

規制機関によって、厳しい医薬基準を満たし、医薬品としての認可を受けたニコチン製品。

ニコチンには依存性があり、煙や電子たばこのベイパー(蒸気)よりもはるかに高い濃度で摂取した場合は、危険を伴う可能性があります。従って、当社の電子たばこのパッケージや説明書、eリキッドの詰め替え用品に、注意文言を記載し、18歳以上に限定されていることを明記して、子供が開けにくいチャイルドレジスタンス容器(CR容器)で販売しています。また成人消費者だけを対象にマーケティングを行っています。

 

PRRPに対する最良の規制方法に関しても議論がなされています。私たちの懸念は、広告の禁止や公共の場での電子たばこの使用禁止などの過度の規制が、先進的な公衆衛生政策へのアプローチの一部として、PRRPがもたらし得る成長と恩恵を阻害する可能性があることです。行政や規制当局と協力し、効果的な枠組みを整備しながら、同時に適切なマーケティングの自由さが確保されるようにしているのも、そのためです。これらの取り組みは、このカテゴリーを成長させ、より健康へのリスクが低い代替製品の需要を満たすことを可能にします。


※1: オーラル製品にはさまざまなタイプがあります。従来型の「スヌース」や嗅ぎたばこ、そして革新的に真っ白なパウチ上の製品、さらには医薬用ニコチン置換療法製品まで幅広くあります。オーラル製品に含まれているたばこの量はそれぞれ異なり、たばこを含むものもあれば、たばこの量が少ないもの、全く含まないものもあります。

※2: 日本においては、ニコチンを含有するベイパー製品は、法令上医薬品としての承認なく販売することはできません。2019年7月現在、当社は日本においてベイパー製品を販売しておりません。

※3: 当社は日本において医薬認可製品を販売しておりません。

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