オーラルたばこ「VELO」

スウェーデン生まれのオーラルたばこは、匂いや受動無煙のリスクのない新たなスタイルのたばことして期待されています。

BATのオーラルたばこ「VELO(ベロ)」*¹は、たばこ葉のほか、水、植物由来成分、甘味料、アロマなどの厳選された材料が純白パウチに詰まっており、歯茎と頬の内側の間に挟んで刺激、味や香りをお楽しみいただく製品です。

オーラルたばこは、スウェーデン生まれのかぎたばこの一種で、無煙たばことも呼ばれます。紙巻たばこと異なり煙が出ないため、臭いが壁紙や服についてしまうこともなく、受動喫煙のリスクもありません。また、通常の紙巻たばこと比較して、有害性物質の発生を約99%カット*²にまで抑えられます。

健康リスクに関するVELOの科学研究結果

BATが実施したVELO(たばこ葉を含まない)*¹に関する科学実験研究によると、VELOの有害性物質の発生量はスヌースよりもさらに低く、紙巻たばこの煙よりも有意に低いレベルであることがわかりました。また、VELOのヒト細胞への生物学的影響を調べる毒性試験では、スヌースや紙巻たばこと比較して、影響が少ないことがわかっています*³*⁴。

VELOの前身となる従来のオーラルたばこ「スヌース」に関して発表されているエビデンス、およびBATのエビデンスを基にすると、オーラルたばこへの完全切り替えをおこなった場合、喫煙を続けた場合と比較して、喫煙関連疾患の発症リスクの減少が期待できます。

こういった理由から、BATではこのような革新的な製品の改良、改善に積極的に投資をおこなっています。これは、20歳以上の消費者に、より楽しく、よりリスク低減の可能性を秘めた製品を幅広く提供するという私たちのコミットメントの一環となるものです。

最新のVELOの科学研究は プレスリリース をご参照ください。

無煙たばこ消費量が世界一の国、スウェーデンの実例

無煙たばこの一種であるスヌースは、スウェーデンにて200年前から存在し、紙巻たばこが普及したと同時に一旦人気が下火になったものの、1970年代に再び人気となりました。
スウェーデンは現在、一人当たりの無煙たばこの消費量が世界一です。スウェーデン人男性のたばこによる死亡率はヨーロッパで最も低く、肺がんやその他のたばこ関連疾患の発症率は先進国のほぼすべての国より低くなっています。

例として、以下のような驚くべき統計が公表されています。
男性の肺がん年齢調整罹患率(2020年)*⁵

  • スウェーデンでは10万人あたり17.2人
  • 英国が10万人あたり35.2人

中咽頭癌の罹患率

  • スウェーデンは10万人あたり3.9人、
  • 英国は10万人あたり4.1人*⁶。

男性喫煙率

  • スウェーデンではわずか5%と、EU諸国内で最も低い
  • EU諸国の平均は25%以上

英国王立医科協会は科学的エビデンスを基に、ニコチンを含む無煙たばこ製品の使用は、紙巻たばこの喫煙よりも大幅にリスクが少ないという結果を出しています*⁷。また、肺がんや慢性閉塞性肺疾患などの呼吸器系疾患とも関連性がない上に、心血管疾患を引き起こす可能性も低く、たばこによって引き起こされるであろう健康リスクを低減する可能性を秘めた手段のひとつとして利用できるとしています。

* 紙巻たばこ喫煙からの完全な移行を前提とした、科学的根拠の重み付けに基づく。これらの製品に健康へのリスクがないことを意味するものではありません。これらの製品は依存性のあるニコチンを含みます。
† Vuse、VELO、Grizzly、Kodiak、Camel Snusを始め、米国内で販売されているBAT製品は、アメリカ食品医薬局(FDA)の規制対象であり、FDAの認可を得ずにこれらの製品の健康リスク低減に関する文言を使用することはありません。

*1: 日本では、たばこ葉を含有しないオーラル製品は販売されておらず、たばこ葉を含むオーラルたばこ製品が販売されています。
*2: 世界保健機関が紙巻たばこ煙中から低減を推奨する9種類の有害性物質の平均値に関して、リファレンス紙巻たばこ(タール約9mg)から出る煙とVELOの使用中に発生する物質とを比較した結果、約99%低減されていることを意味します。本製品は依存性のあるニコチンを含みます。この表現は、健康へのリスクがないことを意味するものではありません。

*3: Baxter A, Bishop E, Bozhilova S, Breheny D, East N, Gaca M, Meredith S, Santopietro S, Smart D, Taylor M, Thorne D, An approach for the extract generation and toxicological assessment of tobacco-free ‘modern’ oral nicotine pouches. Food and Chemical Toxicology 2020; 145: 111713. https:// doi.org/10.1016/j.fct.2020.111713.
*4: Bishop E, Breheny D, East N, Gaca M, Thorne D. A screening approach for the evaluation of tobacco-free ‘modern oral’ nicotine products using real time cell analysis. Toxicology Rep 2021; 8: 481-488.
*5: 高齢化など年齢構成の変化の影響を取り除いた罹患率
*6: International Agency for Research into Cancer. Cancer Today.

*7: Royal College of Physicians. Nicotine without smoke: Tobacco harm reduction. London: RCP, 2016

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